タッセル メーキング

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吉谷桂子さんのガーデンライフキーワード

Tassel Tタッセル メーキング

・タッセル・メーキング(January 21, 2011)

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タッセルのコレクション(買うだけ)を始めたのは今からもう20年以上も前のこと。80年代のバブル期ですね。
イギリスの室内装飾で、見事なタッセルワークを見つけたのが最初。
使う場所もないのに安いもの(一番安いので2000円くらいの)を買い求めた。

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(写真はロンドンのリッツホテル客室のカーテンタッセル)

インテリアにタッセルつけたさで、それまでの無機的ブラインドからタフタの生地を使ったカーテンをオーダーした。
そのとき、布代をケチってヒダ取りをダブル(二倍ヒダ)にして大失敗。
カーテンのヒダは、トリプル(三倍ヒダ) でなければいけないのに!
二倍ヒダでつけたカーテンは平面的で貧相だった。嗚呼〜。

いうなれば、すごくビンボ臭い!うちでは、ビンボウはOK だけどビンボ”臭い”のはイケナイこととしている。

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(ハンドバッグに付けているデクレックのキータッセル)

戦後、私たち日本人が一般的に洋風の暮らしを初めて 早60年だけれど私にはどれもこれも、偽物っぽいというか、美しくないと思えた。

モダン・シンプルなデザインなら日本人の素地でもできるけれどもヨーロピアン・クラシックは、日本の素地ではできない。当然です。
だからといって、西欧好きが偽物で満足していては話にならない。

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美しいカーテンのヒダのあり方なんて学校で教えてくれるわけもなく見よう見まねで西洋風のインテリアには憧れていたけれども私の行動にしても、どうしても偽物風な仕上がりだった。

でも、この西洋クラシックがどうにも好き。でも、偽物はイヤ。

「住んでみないとわからない」

そう思い、英国への移住を決めたのが、18年前。と、ここから先はガーデニングで知られるようになった吉谷だけれども実は、メディアに載っていないだけで、私の室内装飾に向けるエネルギーはかなりのものと思うのだけれど...。

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(フィレンツェで買って来たトレースタンドのタッセル)

「家と庭」は合体しているので、目に見える世界はすべて自分の美意識で作りたいと考える。

話を手短かにしよう。このところ、ミセス誌の「手作り大賞」のなかのインテリアパーツのためにいよいよタッセルを手作りしている。

ずっと以前にアマゾンでタッセル・メーキングの指南書(アメリカ製と英国製)を取り寄せ、作り方は理解していたがこれが作ってみると! 思ったよりも難しい!めんどくさい!

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なので実は、そのめんどうを最低限に省いて作ったのが最近作のタッセル(上の写真)で、テーブルクロスの4角に付けた、名付けて”チンチロリン”。
テーブルクロスは、英国サンダーソン社の創立130年記念の復刻版のカーテン生地で制作。素晴しい色柄で、丈夫です。
この詳しくは、ミセス誌5月号を見てください!

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これは、ダイニングチェアのシートカバーを留めるためのタッセル&ツイストロープ。ロープも手作業で 制作。
アーツ&クラフツ・デザインの椅子に同じくA&Cのウイリアム・モリスのカーテン地を使って。

使用する糸は、マクラメ用や刺繍糸。良い色の材料入手が難しいけれどもタッセルメイキングの材料屋が日本にもあることをインターネットで発見。 木型のデザインがいまひとつだけれども、うまく使えそう。

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(これは、アムステルダムで買ったキータッセル)

だんだんと複雑なものを作って見たくなるけれども(根気と老眼鏡さえあれば作れそうで、否、そうでもないとわかっていても、作ってみたくなるのが「手作り大好き派」
しかし、とても時間がない。 でも、作ってみたい。

この世界を突き詰めたいと思うし、広めたいとも思う。
しかし、私以外に、実際に作ってみたいと思う方はおられるだろうか。

タッセル作りに興味のある方、拍手で反応してくださいますか?

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70名以上おられたら、そのうち(確定申告が終わったら)私流のタッセルメイキングをブログに総力編集したいと思います。
流行らせたい。広めたい。 だって、楽しいですから。

あ、しまった、これからガーデニングが忙しい時期でしたね。
私も超忙でしたが、いかがなものでしょう。


・ツイステッド・コードの作り方(Cord Making)(March 2, 2010)

タッセルをぶら下げるためのコード(ロープともいう)の作り方です。
30センチの長さのコードを作るためには、だいたい40センチほど必要です。

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写真は Three segments 3色のセグメント(束)で3束3色のツイストを作ってます。色は好みで。40cmのコードベースを作るために、刺繍糸( 80cm)を6本用意。
( 80cm)をふたつに追って、左端で小間結びにしておく。
なんのことやらわからない方は写真と同じように用意してみて。
太さは好み次第なのですが、一度作って慣れたら糸を減らしたり色を変えたり、もっと増やしたりしてみて。1度作ればわかります。

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やおら思いついて、白い厚紙に張ってみた。このほうがわかりやすい。
皆さんも大急ぎでA4サイズ以上の厚紙を用意して!
(菓子箱なども可!) 最初に思いついてなくて恐縮です。

集めた糸をまとめてを小間結びにして、3束に分けてから、写真のようにテープで止めておく。

ひたすら糸を、撚(よ)る。親指とひと差し指でクルクルグリグリ。
撚り糸とはこのこと。ちなみに両手でやれば、断然早い。
私は左手でカメラのシャターを切らなきゃいけないので片手だが。
グリグリひたすら同じ方向に、同じ強さで。ある程度、テンションを張りながら撚ったほうが、きれいに仕上がります。
上の写真は同じ色で撚っていますが、1セグメント4本のうち、2本づつを色違いの手もあり。

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ひたすらグリグリ撚ると、玉がいくつかできるけれども、かなりたくさんの玉ができるくらい撚っておく。固く撚るほど、固く仕上がるので、 まずは、多めにやってみて。一本目が撚り終わったら クリップで止めた竹串に刺しておく。次の糸も同じ方向に クリクリ撚っておく。コツは3つの束、全て同じ方向に撚ることのみ。
三つのうち、ひとつでも、逆回転をするとツイストしないので要注意!

ここでお気づきだろうか、最初に緑色だけを撚ったのが単純で面白くなかったので、ほどいて、紫色と緑色を混ぜて撚った。
写真のやり直しだけは辛かったので省く。
このように、すぐにほどいてやり直しすると早く上達しますよ!

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最後も同じように撚って、3つのセグメントがクリクリに。
同じような長さでクリクリになったら、三つとも竹串に挿して止める。

3つのセグメントが竹串に止まったら、上のテープを外す。
小間結びの部分から徐々に下へ向かって「しごく」と、あら不思議。

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ツイステッド・コードの出来上がり。竹串の部分の糸を外したらこれも、3束まとめて小間結びにして固定。
しかし、これ、東西関係なくただの撚りヒモです、 色選びで和風になるので注意ですね。

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最終型はこれですが、今日はここまで。
明日は、ボディの部分に進む予定です。


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コメント

ガーデニングブログ始まって以来、最多拍手数2番目を誇るタッセルのメーキング法。拍手が多いと、当たり前ですが、嬉しいです!  ありがとうございました。でも、拍手がたくさん頂けそうな事を書くのは、実は結構大変で。なんて、言ってちゃいけないですね。これからもよろしくです。

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