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Seedタネ

・タネまき!(April 2, 2011)

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震災のあと、希望のタネをまきました。これはジニア、百日草です。すぐに発芽したので、明日、新月には、少しづつ移植開始をしようかと思っています。

ところで、このイギリス製のシードポットは、進化系のベルジャー(ベル-鈴型のカバー)がセットになった小型育苗ポットで西麻布のtoolboxさんで発見!「こういうものが手許にあると、種まきをする気がする」と、思いさっそく実行に。日々、心配なこと不安なこと、どうにもならない事態に囲まれていても、こういう発芽には、文字通り元気をもらいます。

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西麻布は遠い!という方へ。ペットボトルで代用がききます。キャップを開け閉めしてベンチレーションもできます。
もっとも、種まきのあと、発芽するまでの湿気と温度の維持、温室効果には、いわゆるイチゴなどを買ったときについてくる透明のケースや、ホテルの洗面に必ず置いてあるシャワーキャップなど、いろいろなものが代用できますよね。

それでも、ペットボトル、そのままでは、ちょっと...。キャップの部分に可愛いボタンやビーズを付けてオリジナリティをだすとか。やりようはありますよね。お金を使うのもいい(消費が停滞しないように)し、頭を使うのもいい(ボケ防止)、とにかく、あるものは、使おう。動こう!

それにしても、イギリスの園芸用品、わざわざ、こんなものを、作るその心意気に、私は思わず応援したくなる。最近ね、物を買うのを控えるようになってしまったのですが、応援する気持ちで買うことが増えました。

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※この記事は2011年4月に書かれたものです。文中のイベント、雑誌掲載の情報等は終了しておりますのでご注意ください。


・種まき元年(May 1, 2011)

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震災の後しばらく呆然としてしまって、本来はするべき原稿書きなど集中力を必要とする仕事が手につかず、実は種をまいたりしていました。

子どもが生まれる前は毎年、何百という苗を種まきで育てていました。いつも作り過ぎて後で植え場所に困るというパターン。しかし、子育てと仕事の両立が始まってからは、とても無理。で、今年の春、久々に正統の種まきを。

そして、今日5月5日は、RHSJ コンテナマスター協会を立ち上げた故・八尋和子さんのご命日です。

イギリス在住時代にガーデニングのゥリトルカレッジで正統派の種まきを習ってきた八尋和子さんから伝授され、早速数々の種まきをしましたが、実に成功率100%でした。しかしあれから、随分手抜き仕事になっています。思い出は尽きないのですが、また別の日にそのことを書きたいと思います。

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さて、今回最初にまいたのは百日草。栽培が簡単で、矮花材の入っていない背の高くなる品種が手に入りにくいので、今年の星の王子さまミュージアムで咲かせたくて、3月下旬にまいたもの。写真は数週間前のものですが。

実は、13年前、イギリスから帰国するときに、きっと、日本に売っていないだろうと、便利な園芸用品をかなりいろいろ買って帰ってきました。

土を掘るのに一番重宝なディギングフォークなど、これなしにガーデニングは無理。というもので、日本で売っていないものは当時は多かったからです。

上の写真のリサイクルペーパーのナーサリーポットも13年前に買ったもの。結局今までなかなか使うチャンスがなくて、今年の春、やっと出番が....。直径5センチほどの小さなポットでこのまま地面に植えられます。

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2番目の写真のルートレイナーもそのひとつ。種まきには、これが最も便利な道具で、細長い根鉢ができるので、寄せ植えの植え付けがしやすい。

パッケージには「6年は使い続けられ長持ちしてなんども使える」とあります。
透明のカバーもついて室内温室になります。

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でも、買ったのは13年前、劣化しているかと思いきや。
全然大丈夫でした。

それから、なんと、これが今、日本でも売っています。八王子のグリーンギャラリーで1600円くらいでした。なんども使えるので、それほど高い買い物ではないとは思います。(ちなみに、ここで、私のデザインしたレザーポケットエプロンやエプロンバッグも売ってますー)さらには、リサイクルペーパーのポットも一部のお店でよく見かけるようになりましたね。いい時代です。

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写真は数日前に撮ったもので、今はまたさらに大きくなっています。

また、星の王子様ミュージアムでは、今年の夏に「ひまわり」をたくさん咲かせたいと思い、1000粒以上を種まき開始。ただし、発芽温度20度以上に対し、箱根は寒いので、なかなかどうなるか。読めない部分も多いので、今、まさにトライアルがスタートしたばかり。

サカタのタネさんの「モネのひまわり」や「ビンセントシリーズ」等々、南仏、印象派のイメージの品種もたくさん導入。

震災復興への気持ちを込めて早稲種の「のぞみ」や「太陽」という品種を入れたかったのですが、すでに在庫切れ。

ひまわりは放射能で汚染された土壌を浄化、放射線を吸収するというようなことをテレビで見まして、休耕しなくてはならない日本中の畑で植えたらどれほど素晴しいか。そして、収穫したひまわりの種は燃料油に。

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実際、ことはそれほど単純ではないとは思うのですが、ひまわりに一条の光を見いだした思いでした。が、すでに、星の王子様ミュージアムで発注をしてみたら在庫切れの品種も多く、来年はもっと早くに計画をしたいと思います。

ちなみに、箱根の気温よりは、わが家のほうが温暖なので、ミュージアムから種の一部を貰い子して、先週からすでに、双葉がでています。

私は種まきをする場合は、一晩活性液で薄めたぬるま湯に浸けておきます。そのほうが発芽が早いので。(植物活性剤ソイヤ、バイオゴールドバイタルなど)やはりこの活性剤の効果はなかなかのものだと思っています。

ただし「種を水に浸けておく」のは、種の種類にもよります。すべての品種に効果的とはいえません。あくまでも、超せっかちで、いつも時間に追われている私の我流ですので、大きくて固い種などにはお勧めです。以前は濡らしたキッチンタオルやバーミキュライトに包んだりしていましたが、そんな時間はない!と焦っていまして、こんな事になっております。ご了承を。

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最後の写真はすべて「ひまわり」順調に発芽中。右上に見えてフタが空いているケースは、同じサイズの透明トレーを上下に併せてテープで止めただけのもの。本葉がきれいに出揃うまでは乾燥させないよう、簡易温室に入れておきます。

今年の夏、たくさんのひまわりに出会えますよう。さて!今日で連休も終り。さまざまな雑誌の締め切りが明日に集中しています。そして、明後日は西武ドーム!何故か私の庭はドームで搬入できる一番最後の庭で実際の草花搬入は8日の日曜日、そして、9日の夜には完成させます。

またこれから数日お休みするかもしれませんが、バラショウの速報もしていきたいと思います!
ショウの開催中に私がドームにいる日時はまた後ほど、アップしていきたいと思います。恒例のガーデンウォークやトークショウもありますので、お会いできることを楽しみにしています!

※この記事は2011年5月に書かれたものです。文中のイベント、雑誌掲載の情報等は終了しておりますのでご注意ください。


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