プリムラウインティ

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Primulaプリムラウインティ

・サクラソウ”ウインティ”でプリマベッラ(January 18, 2010)

写真1

冬の花といえば、今やパンジーが欠かせませんが プリムラの仲間も貴重な早春の花です。最近は12月になるとあらゆるプリムラの仲間が市場に出回るのですでに育てておられる方もいらっしゃるでしょう。
なかでも私が一番好きなのが、サクラソウ”ウインティ”です。

それで、今、我が家を代表するプリマベッラがサクラソウ”ウインティ”というわけでした。

サクラソウはもともと、半日陰の湿地の植物。
水が大好きというポイントに注意すれば、これからまだまだ 晩春までたっぷりの花を楽しめるので、おすすめです。

さて、
「プリマベーラ」はボッティチェリの傑作絵画の題名ですが 年末にウフィッツィ美術館(館内撮影禁止で写真撮れず) で「クギヅケ」で見てきまして、以来頭の中が、ずっとプリマベッラであります。それで春を感じさせる美しい花を見つけると、つい「プリマベッラ!」と叫んじゃうわけです。

実は、新年のイタリア以来、イタリアづいてしまい、晩ご飯はイタリアン中心、エスプレッソマシンの安いのを帰国翌日に購入。
エスプレッソにカプチーノに、つかのま、うっとり。
家の中でもなるべくイタリア語。
といってもろくにできるわけではないので、イタリア語独特の「第四音節」を上げる発音でなんでもイタリア語にしてしまうわけです。
「プリマベッラ!」なら「ベッラ!」のところの音を強調して持ち上げるのです。

「カッチャオーカ?」(買ってしまおうか?)
「カッチャエーヨ!」(買ってしまえ!)

と、言った具合です。ちなみにこの会話はイタリア旅行中によく交わされた悪魔の会話。

まだここ数日、作業の山、原稿の山をかき分け中ですが年末に決まった4月28、29日放送の番組の準備が本格化。
番組では、山ほどの楽しい手仕事をご紹介の予定です。
それで、その莫大な作業の山から、ちょこっと抜けてでてきた次第。
作業場付きの洞穴からでてきたクマみたいな気持ちで久々にパソコンのラップトップを開けました。

イタリアに行ったことのある友人知人から、写真、もっと見たいとのリクエストをいただいたので、今週の山々が終わったらぜひ、きれいな写真を選んでアップしたいと思います。
いつも見てくださり、本当にありがとうございます。

※この記事は2010年1月に書かれたものです。文中のイベント、雑誌掲載の情報等は終了しておりますのでご注意ください。


・星の王子さま 初めての春 2月(February 25, 2010)

写真3

先週までの雪も消え、昨日は今年初めてのガーデンワーク。
たくさんの新しい植物を植えました。
なかでも、最大の見所は、クリスマスローズ展で使用した 花郷園さんの立派なオリエンタリスとプリムラウインティ。

(展覧会で披露したヘレボラスを撤収後解体し 王子さまの庭に、ほとんど全て植え替えました)

美しい八重株を王子さまの像に映えるように植え付けたのが左の写真。

目で見て植え方のバランスを取るより、写真のフェインダーでバランスを取ると絵になる庭が作りやすいです。

去年の工事時に植えたクリスマスローズはまだ花芽をつけたばかり、クリスマスローズの庭は、これから春休みまでが楽しみです。

写真5

耐寒性が心配だったいくつかの植物のうち、パンジービオラは元気。
耐寒性はあったものの、サクラソウ全般、カレンデュラが萎縮ぎみで、観賞価値的に難しかった。 
しかし、わが家のコンテナでずっと育っていたユーフォルビア”リギダ”が、箱根に嫁入り後の初めての冬も、素晴しい結果でした!

写真5

夏の暑さ、乾燥に強く、耐寒性の点でも、早春の楽しみの点でも
本当に素晴しい観賞価値。ハンギングにもおすすめです。

写真5

プルモナリアはロンドンに住んでいた時、粘土質で日あたりの良くない私の庭でとても元気だった青い花が魅力の宿根草。
東京の自宅では、生きてはいるけど、パッとしないで5年ほどいる。
箱根でなら巧く行くかもしれないと、この春のニューフェース。 箱根の色温で、素晴しく青く見える。 今後も増やして行きたい品種です。
3月17日の寄せ植え講座を目指して、ただ今材料を探し中。 なるべくたくさんの品種を集めたいと思うのですがとにかくこの準備が大切です!頑張ろう!

※この記事は2010年2月に書かれたものです。文中のイベント、雑誌掲載の情報等は終了しておりますのでご注意ください。


・3/30 の箱根 星の王子さまミュージアム(April 03, 2011)

写真3

震災以来の3週間、本当に、たくさんのコメントを、ありがとうございます!それぞれのコメントに深い意味や重みがあり、非常に心に響き気になりつつも、どれかひとつにお答えができなくて本当に恐縮です。。

左の写真は、去年の12月に作った星の王子さまミュージアムの寄せ植え。北風の当たらない個所で冬越しをしたコンテナが成績優秀だった。というエピソードは、2月のブログで書きました。そしてさらに、3/30日の公開ガーデニングワークでも、相変わらず機嫌よく、花が咲き誇ってくれていた。このプリムラ 'アラカルト' が素晴しい! パンジー並みの耐寒性で超丈夫。そして少し温度が保てれば、ドンドンわき芽を出して大株に。夏越しをさせて、来年はもっと大きくしたいと思います。

写真5

厳しい気候でも安定してきれいなコンテナは、園芸家の心を癒します。やはり、寄せ植えの価値はロングライフにあり!この後、キンギョソウ(後方の銅葉)やハボタンの花が咲いてくるとさらに賑やかで嬉しいかも。上の写真が3/30 下が 2/4 植えたのは 12/2 。このまま、次の公開ワーク、4/28,29に再度撮影しようと思います。

写真5

ベスチャトーさんの本にもよくでてくる話題ですが、冬の間、園芸家の目を楽しませてくれていたドライフラワーや、冬ならではの美しい枯れ景色、いつ、どの時点で一掃するか? 

個人宅ならもう、とっくに掃除をするべきでしょうが(わが家では3/9に一掃)、公開庭園は全部を取ってしまうと、寂しくなりすぎる。

桜の開花を、その合図としました。箱根仙石原は、道路の日陰にまだ数日前の雪が残り、朝晩は霜柱の立つ寒さです。 まだ若干厳しい冬の名残を感じたので、枯れた葉っぱは残しておきました。そして、桜が一輪でも咲いたら、一斉に冬の名残を刈りとるようにお願いしたのです。取ろうか、残そうか。いつも迷い、悩みます。

写真5

ミュージアムで今、大人気なのが、このサクラソウ ’ウインティ’ 。見事な大株で華やかに咲き誇っています。この花色は、どこに入れても似合う優しい色調。目に柔らかくて、誰もがこの優しさに心和む。春にうってつけの花です。

写真5

さて、関東以北はどこの観光地もそうかもしれませんが、震災の後、お客さんの足が遠のいています。みんな不安です。レストラン業などもしかり。今は、それどころではない、被災地の事を考えれば確かにそうなのですが、反面、どこも経営的に厳しい状況です。きれいに花の咲いている庭が、誰にも見てもらえずに、その花を散らせることになるのが辛い。だから、私たちが、その潤滑油のような役割を果たせればとも、思うのです。このままでは、日本中がもっと厳しい状況になってしまう。

写真5

それから、お花も、植え時が肝心。今植えなくてどうする?!といえる時期。いいかえると、今買わなくて春の花? だってこのあとはもう、ペチュニアとか夏の花になってしまう! これから、日本中で桜が咲きます。もちろん、他の花もたくさん咲きます。花を、植物を、苗を、植えましょう!花のタネを蒔きましょうよ! (写真は星の王子さまで咲いているニシキスミレ)

※この記事は2011年4月に書かれたものです。文中のイベント、雑誌掲載の情報等は終了しておりますのでご注意ください。


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