ユリオプスデージー

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Cockscombユリオプスデージー

・茶色も庭のカラースキーム-4(December 06, 2010)

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冬はちょっと背丈のある花って、まあ、難しいですね。東京都心部ではマーガレット等も冬越ししますが、2度以下になるとぐっと選択肢が狭まります。
ユリオプスデージーは12月の東京の横町でよく咲いています。花期も長いし丈夫な多年草ですが、放置するとカッコ悪くなるので、これも使い方次第の花ですよね。

耐寒性はう〜ん微妙?あまり強くないはずなので、箱根では本格的な冬将軍がくるまでの、現在は試験植え中。

去年は、パンジー以外の黄色にカレンデュラを採用。これがなんと、あまりうまく育たなかった。花があっちこっちに向いて咲くのも、ちょっと...。庭が散らかって見える。環境順応性は、やってみないとわからないので、何事もチャレンジのつもりで。寒冷地の観光庭園の苦渋の選択です。我が自宅でうまく行くものがダメで、逆にうまく行かないものがよかったりするので。何事も経験ですよね。

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しかし、光が灯ったみたいに輝く黄色には素晴しい価値があります。なんども出てくる言葉「庭の紅茶色」ですが、この色と、黄色の相性が良いし、葉っぱの銀灰色のバランスも嬉しい。 この写真は今年の春のミュージアム。過去の写真です。

ベスチャトーさんがよく「ダメだったら別のものを植えれば良いのよ」失敗を恐れないで。と、何度か口にされていた。「あぁそれでいいのだな」と、単純にそう受け止めています。

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これももう一カ所、別のところに植わっているユリオプスデージーの仲間らしいのですが、正式名称が不明で市場に入ったらしい。困るな。でも、すっく!とまっすぐに茎を伸ばして美しい宿根草です。秋が来てもなかなか咲かなかったのに、今、まさにいい感じに。これは庭植えに向いていますね。背後で黒く見えているのはコクリュウ。暗い背景をあえて作り、黄色い花の景色のキャンバスにしています。

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雪囲いならぬ、アガパンサスの防寒コート。ここに松ぼっくりの飾りをつけましょうね。と、話がまとまったところで夕方5時。この日は総勢8名で作業にあたったものの、やはり全てはやり尽くせなかった。

この日、私が作った寄せ植えは新しいものが3鉢。リメイクしたのが8鉢。 全部の写真も撮りきれず、ビフォーアフターもやりきれなかった。

コンテナのことは星の王子さまミュージアムのブログ、ボンジュールに掲載します。見てくださると嬉しいです。

さあて!今週こそはミセスの撮影、カタログの完成!ビズの原稿入校、拙著の写真の仕上げ、たまがわ高島屋ガーデニングクラブの今年最後の講座、そのほか撮影、打ち合わせ、お歳暮のお礼状、あれもこれも、いろいろ、きっとみなさんも忙しくなるでしょう。忙殺って、激しい言葉ですよね。心を亡くすと書いて忙しい。それに殺されるなんて! でも、ホント。忙殺状態になりがちな今日この頃。たまの心の平安と体調管理は怠り無く!

※この記事は2010年12月に書かれたものです。文中のイベント、雑誌掲載の情報等は終了しておりますのでご注意ください。


・茶色も庭のカラースキーム-1(December 03, 2010)

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昨夜くたびれて下書きを公開してしまい、これが清書です!スミマセン。

12月2日(木)、箱根、星の王子さまミューアムで今年最後の公開よりもガーデンワークをしました。

庭の植物がいい感じに霜で焼け「紅茶色」に色づいています。

そこに耐寒性のお花(パンジー、プリムラ、ユリオプスデージー等)を植えました。8ケースくらいあったでしょうか。

この冬のイチオシはプリムラ・アラカルト。穂先が立ち上がり花色も完璧!ここ、箱根のミュージアムでは昨年の株が夏越し。さらに大株になりそうな気配です。プリムラの寄せ植えもたくさん作ったので、また後日アップしたいと思います。

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しかし、実際に目立つのは庭全体の景色を覆う紅茶色のフォリッジ。

通りすぎるゲストは「あらま、枯れてるわ!」とひと蹴りの感想。

ちょっと、がっくりきます。誰もが美しいとは認めない、紅葉とはまた違う「秋の枯れ景色」。やはり紅葉は真っ赤とか真っ黄色で派手ですが、枯れ色は、地味系です。地味系がダメってことは多いです。

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「地味でいいわね」と、言って下さる方もありましたが、うーん。なんだかな。でも、お誉めの言葉と受けとろう。

毎年のことですが、アジサイ’アナベル’のドライになった花穂をいい感じに残してあります。

フォルムが平坦になってしまう冬の景色を補って素敵だと見つめる私とは、真逆の反応を見かけると「美の規範はそれぞれの人の心にあり...」美しいと思う規範も、それぞれに違うのだから、致し方無し。

とは思いつつ、わかって欲しいと思う気もあり....。

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「枯れた植物の茶色も庭のカラースキーム」

この台詞は、ハドスペンガーデンのノリ・ポープが「秋の庭」で呟いた言葉ですが、まだまだ世間的な認知は低いようです。 写真の私が手にしているのが例のプリムラ・アラカルト、花穂のボリュームと丈夫さで、今年のちょっとした宝物です。この花は誰もが認知するかわいい色彩。寄せ植え、庭植えいずれにも似合う花で丁寧に管理して、わが家でも来年の夏越しを目指そうと思います。(実は今年の猛暑でやられた)ここに書ききれない冬庭のアイデアを、今後、徐々にアップしていきますね。

※この記事は2010年12月に書かれたものです。文中のイベント、雑誌掲載の情報等は終了しておりますのでご注意ください。


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