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・英国のおすすめ庭探し(June 04, 2010)

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全部を見るのは無理。でも、より良い内容を目指して時間の許す限り、感動のある庭めぐりをしたい。そう思って、ずっと庭探しをしています。

2月から続けてきた「英国ガーデンツアー」の訪問先探し。ここ数ヶ月、ずっと、旅行社の方と真剣に取り組んでいます。とにかく私が決めないと何も決まらない。(勝手に行き先を決めて私に怒られるのを知っているので、我慢強い奥野さん、ごめんね)調べるのには時間も資料も必要ですが、時差のある先方に連絡をとり、返事をもらうのに時間のかかる場合も多く、特に先方が個人の場合、アポを取るのにさまざまな事情あり。少ない日程の制限や地図の上で、離れていたり、バスが入らないような細い道も難しいし。それでもなにしろ、英国じゅうにある大小公私3300カ所以上もある中から、選りすぐりを見たいという、これだけは譲れない。ここぞと思って連絡方法を発見し「ココだけは!」と思っても、今年は公開をしていなかったり、既に早春の時点で予約が一杯だったりと、なかなか思うように行きません。特に一昨年から挑戦している「BROUGHTON GRANGE(今年は6月と8月に一日づつ公開日あり)」今回もアポ取りが出来なかった、悔しい。

そのうち、先方が公開をやめるかもしれないのでさらに悔しい。ここは「21世紀のイングリッシュガーデンでもっとも意味深い庭」と評されて、最新のガーデンブックにもよく登場しています。通常一般公開していませんが、NGSのオープン日ならだれも訪ねることができます。英国に、今、住んでいる人は行けますね。羨ましい!

でも、でも、最善の努力で、他の庭(なんてったって、チャールズさんの庭を見るんですから)素晴しい体験ができるよう、目下も頑張っています。

もっとも悩んで難航しているのがコッツウォルドの庭。そのエリアにいるだけで幸せになれる地域ですが、庭選びもいろいろあって難しい。

さて、私のツアーに参加される方だけでなく、いつか英国旅行を計画する方のために、また、日本で過ごされる方にも「こんな庭があるんだな」そんな情報を知っていただきたく、今回訪ねようと、現地に連絡をとっていた庭のいろいろをご紹介します!写真は、それぞれのホームページに飛んだり、ガーデンの名前をGoogleにペーストで観賞してみてください。

●Temple GUITING MANORソフィコンランのプロデュースのハウス&ガーデン 一般公開はしていないけれど有料のティーサヴィスのアポイントメントの交渉中。洗練の極みを見学したい。

http://www.templeguitingmanor.co.uk/
http://www.sophieconrantg.com/home.asp

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●Hidcote_manor いわずと知れたヒドコート、近年、リニューアルをしたとの噂を聞いて、再度行ってみたい。ヘッドガーデナーの方に直接案内してもらえるよう交渉中。カラースキームの伝統を最初にエスタブリッシュして、今もそのスタイルが残るガーデンだ。写真はレッドボーダー。カラーガーデン作りのわかりやすい参考になります。
http://www.cotswolds.info/gardens/gardens.shtml#hidcote_manor

●Kiftgate キフツゲート ヒドコートのお向かいなので、時間が合えば行きたい個人邸。
www.kiftsgate.co.uk/
●Barnsley_house バーンズレィ 今はモダンなホテルになってしまい、ローズマリーさん亡き後、庭は輝きを失ってしまったけれども。構造デザインの素晴らしさは同じ。行った事のない方や、ガーデン「デザイン」の勉強をする方にはぜひ。ティーサーヴィス付きで 7.50ポンド。http://www.barnsleyhouse.com/

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●Bourton House 拙著によく登場していたチャーミングなペース夫人はもういないし、とっくにポールさんもいない。しかし今年、新たなオーナーによって公開開始。コンテナガーデンの素敵なアレンジがたくさんあった庭だ。HPには、以前のままの写真がたくさんみることができる。HPのなかのGARDENそして、HOLYDAY のページを見て。夢のように素敵な貸別荘、庭のなかのコテージに滞在できる。
http://www.bourtonhouse.com

NGS のイエローブック、今までは苦労してイギリスから送ってもらったりしていたけれども、なんと今は、すごくよくできたHPがあるんですね。もう、本の時代じゃなくなるのかな。英国に行かれる予定のある方は、あらかじめ、このサイトを見れば、普段は公開していない特別な庭も、アポなして訪ねることができるので、必ずみてください。
庭の名前で検索したりすれば、いつ公開か、どこにあるか、わかります。
http://www.ngs.org.uk/

● Rock cliffe    http://www.gloucestershiregardens.org/garden.php?gardenID=58
●Rose Villa  ホームページなし(かわいい個人邸、女性ガーデナーのセンスに共感。
●Stone House   http://www.gloucestershiregardens.org/garden.php?gardenID=65
● Mill Dene Garden  http://www.milldenegarden.co.uk/

※この記事は2010年6月に書かれたものです。文中のイベント、雑誌掲載の情報等は終了しておりますのでご注意ください。


・ロンドンの過ごし方(June 05, 2010)

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今回のツアーはロンドンの滞在時間があまりないので、僅かな時間でも、私の好きなロンドンらしさを味わう方法について、現在、眉間に皺を寄せて悩んでいます。買い物三昧なら、短い時間にいろいろ見る事ができるという点で、デパートへ行くのが良いのですが、それでは、ロンドンらしさが味わえない。(ちなみに今、デパートを一軒だけ見るならハロッズよりも、断然セルフリッジス。セレクションが今っぽい。私の用達デパートだったハーヴィニコルスも4月に行ったら面白くなかった。話題のトップショップは私好みではないし。大好きなフォートナムメースンは、洋服を売るのをやめてしまった。(食料品だけでなく、雑貨はかわいいものがいっぱい!)だから一カ所だけ行くなら、新しさと大人っぽさをちょうど良くセレクトして、セルフリッジスがいいのだけれども、ロンドンはやはりストリートを歩かなきゃ。

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そこで、私にとってロンドンらしい大好きなエリアのひとつ。ピムリコへ。ショウウインドウを見ているだけで楽しいインテリアショップの街です。買い物は、ほとんどしないかもしれないけれども、心がリッチになれる。

私が怖い顔をして写真を撮られたのは、ピムリコのデイルズフォードオーガニックカフェ。今話題のお店で、ちょっとポッシュでシシィ。(スノッブでコジャレ)だけれども、ここのお茶は安くて美味しいし、やはり気分がいい! http://www.daylesfordorganic.com/

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カフェのすぐそばにあるデイルズフォードのガーデンショップも同じくポッシュでシシィ。ガーデニンググッズは質実剛健好きな私むきの物は、なかったけれど、その素敵な雰囲気を胸一杯に深呼吸!実は、前回買えなくて、今度英国に行ったら絶対に欲しいものがあったんです。

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それがガーデニングフォーク。イギリスのガーデナーは100%持っているのに、日本のガーデナーはなぜ使わないのかしら!知られていないのかもしれないとすれば広めたい。宿根草の掘り起こしに欠かせないのに、日本では買う人があまりいないらしく、売れ残り、結果、再輸入もされなくなったそうです。しかし、それを先日、西麻布のTOOL BOXさんで発見!苦労して空輸するより、ここで買う方が早いかもしれません。でも実は、私は、このSPEAR & JACKSON の廉価版のフォークを探しているんです。もちろん、このモダンデザインのも、よさそう! なので、ただ今検討中。実際は、ロンドン郊外のホームセンターで売っているような安物でいいのですが、ロンドンでガーデングッズを買うなら、クリフトンナーサリーやチェルシーガーデナーが王道とは思います。今回は、ハンプトンコートショウへ行くといろいろなグッズが買えるので、それも楽しみです。チェルシーショウやハンプトンコートショウがなくても、それ以外の月に、RHSホールでフラワーショウが行われる、これも見る価値あり。珍しいユリの球根や花のタネを買ったりして心が豊かになります。

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しかし、実はもっとも楽しみなロンドンの街歩きは、コンテナガーデンを見ること!
さまざまなウインドウコンテナやハンギングの実際例を見るのも価値! そのため今回のツアーでもチャーチストリートにある有名なパブのハンギングを見学に行こうか、行動範囲のなかの時間と距離を調べているところ。さあ、後一ヶ月後に出発(慌!)その前に、この間行ったイギリスロケのミセス8月号原稿を次の月曜日までに全部仕上げなくては(重圧!)
7月6日売り号です。よろしくお願いします!

※この記事は2010年6月に書かれたものです。文中のイベント、雑誌掲載の情報等は終了しておりますのでご注意ください。


・ロンドンの過ごし方−2 (June 06, 2010)

英国は、世界でもっともアンティークショップが多い国です。しかし、10年前ほど前、英国の景気がよくなり、私の好きなアンティークショップがどんどん閉店していきました。それは高級店ではなく、安いものを扱う店ばかりでしたが、主な理由が家賃の高騰だったかと思います。もう駄目かと思っていましたが、このリーマンショック以来、景気が悪くなると、また私好みのアンティークショップが増えてきたのです。私は、アンティークファンというわけではないのですが、時を経ても飽きないモノを探していろいろ見ているうちに、アンティーク(といっても百年も経過していない中古品がほとんど)の選択肢にいきつきました。たとえば、ヘレンドのティーカップはまったく同じデザインのものがデパートにも売っていますが、アンティークショップに行くと、デパートよりも安く買えるので、アンティーク屋に行くという具合。しかも、古いもののほうが、絵付けに味があって美しいことが多いので、これはもう、欠けたりしていなければ、アンティーク屋のほうがいいわけです。 さらに今は作っていないデザインのものも見つかるとなれば、やはり古物に価値あり。

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ロンドンだとアルフィーズやチャーチストリート、ポートベロなどが有名ですが、今、もっとも私が好きなアンティークのあるエリアがリリィロード(Lillie Road)です。キングスロードをさらにバスで西へ向かった場所。左の写真のお店は、ここに売っているもののすべてが欲しいくらいでした。30分もいて、ここの素敵なマダムと話こんで仲良くなったのに、結局なにも買わずに店を出ました。でも、心がざわざわしてしまって、走って店に戻り、結局買ったのが、上の写真にある犬の置物。1700年代のイギリス製とのこと。300年も時を経て来たモノの存在にスピリチャルな何かを感じました。

30Kgほどありますが、このとき、ヴァージンエアで32Kg×3個まで手荷物が可能だったので(周囲にけしかけられたこともあり)エイヤーッツと決めたのですが、ホテルに戻ると、愕然。衣装類と仕事サンプルの山。結局別送品にして、まだ、船便中。リリーロードのことはミセス8月号に詳しく載ります。興味のある方はぜひ見てください!

※この記事は2010年6月に書かれたものです。文中のイベント、雑誌掲載の情報等は終了しておりますのでご注意ください。


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