シュウメイギク

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Octoberシュウメイギク

・秋の湿生花園 2(October 16, 2011)

イワシャジンは、暖地での夏越しが難しく、憧れの花ですが、箱根仙石原では、毎年見ることができます。星の王子でもレイズドベッドで水はけのよい石の際に植えたものがうまく育っている。
湿生花園のイワシャジンは、本来の姿に近い姿で咲いていて、とても素敵です。

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自宅の環境でも、火山岩かなにかを使ってこうしたロックガーデン風の斜面の庭を作ってみたくなります。昔、イギリスにいる時、八尋和子さんとロックガーデンほどさまざまな植物を育てる多岐に渡るおもしろい環境はないわね。などと話していたことを思い出しますが、ロンドンの自宅では60センチほどの段差のロックガーデンを作っていました。その上をレイズドベッドにして。日本でそれをやるとどんどん和風になってしまうのだろうかと。迷うのですが。モダンなロックガーデンを作りたい。これが最近の、私の次なる願望です。植物にあった環境、作れるものなら作って行く。これが積極的な園芸へのあるべき態度かと。

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風通しがよく密植されていない裸地に向く というマツムシソウも環境に合うと毎年増えてうまくいくのですが、湿り気の多い黒土の場所ではうまくいかないようです。湿生花園では、土を入れ替えて水はけの良い環境を作って元気に咲かせていました。

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対して、同じに星の王子。重たい黒土で水分を好むシュウメイギクはとてもうまく行きますが、水分が切れるとうまく行かない。栽培環境の違い、って、実に興味深い。おもしろい。

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こちらも、星の王子、エントランスのノリウツギ(右奥)が絶好調です。
この時期、きれいな面を作って繁茂するコリウスはどんな色を併せるかで、この庭の雰囲気が決まる。
来年は、濃いチョコレート色で眺めを引き締めてみようか。

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アスターの仲間たちも水っぽい土が大好き、それでいて、ボタニカの屋上ガーデンでも繁茂する。強い植物なのですね。黄色い草花と組むと映えます。

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私は、睡眠時間が少なくて疲れ気味です。特に、長時間の車の運転で目が疲れてしょぼしょぼ。だから、自分は小さい写真しかアップできないのですが、目の回りの疲れを払拭するあらゆる方法、試し中です。もっとも良い方法を見いだしたら、アップしたいです。肩こりが取れるだけでも目が開きますよね。

※この記事は2011年10月に書かれたものです。文中のイベント、雑誌掲載の情報等は終了しておりますのでご注意ください。


・星の王子さまミュージアムのシュウメイギクとジニア(September 23, 2010)

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夏の終わりのイングリッシュガーデンで最後の輝きを放った花として、まっさきに思い出すのがシュウメイギク。この花が咲くとイギリスの花の庭もそろそろ終わりだと言う気がしていました。
ロンドンの私の庭でも育てていましたが、日本で栽培するほうがずっとうまく育つ。との印象があります。それもそのはずシュウメイギクの主な学名はAnemone hupehensisvar. japonica英国ではよくジャパニーズアネモネと呼ばれていました。
本当の原産は中国らしいのですが、渡来して原生した、キクではなくてアネモネ属の宿根草。高温多湿に強いのが魅力です。

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写真のジャパニーズアネモネは”ハドスペン”という品種で、昨日も話題に登ったノリ・ポープ氏の作出種です。(コメントをいただきまして、正確には八重花がシュウメイギクで、一重はそう呼ばないという説ですが、かなり色々調べましたが、小学館の学術書にも、一重のものもシュウメイギクと称し、最近はクリスマスローズも、オリエンタリスを含む総称名になってきましたが、現行、秋に咲くA・フペヘンシスは一般的には、シュウメイギクと呼んだほうが多くの皆様の認識度が高いようです。ハドスペンの名がついた品種は、実は Anemone hupehensis 'Hadspen Abundance' でジャポニカの付かない品種。ブレシンガムの品種にはジャポニカが付いて花弁が多いタイプあり。自由が丘のカフェドイシスの白花は一重のハイブリダでジャポニカとヴィティフォリアの掛け合わせ。嗚呼!ややこしくて参りますが、和名との兼用は常に大混乱です。でも、お知らせありがとうございました)ちなみに、私が植物を調べるのにもっともよく使うアドレスが記のBBCのプランツファインダーですが、探しやすく、栽培方法も的確にでていてわかりやすい。日本のサイトや辞書で探すと、バラツキがあり、逆に、訳がわからなくなることあります。

いずれにしても、このシュウメイギク(ということにしておきましょう)去年、近所の園芸店で見つけて大喜びで箱根に植えたもの。撮影は、9月17日箱根星の王子さまミュージアムの庭。湿気の多い、水気を含んだ土を好むこのジャパニーズアネモネ(だと、ピンとこないかもしれませんね)は、2年目で3倍以上に大きくなって来園者の目を奪っていて、私は猛烈に嬉しい!ラビット咲きしていますが、変異の多い品種なので、おそらくそのせいで変わった恰好になった様子。半日陰を好むとも言われていますが、水分が確保できれば、日あたりのほうが花付きは良いようです。完熟堆肥をよくすき混んで土の保湿を促進すると良いですね。10月に入って花が終わりそうになったら、お礼肥をお忘れなく。これが来年の株を充実させるコツ。 ああしかし、来春までに株分けをしたほうが良いのかもしれず、悩みは尽きません。

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今年のお気に入りは、 このジニア。北海道のコテージガーデンの梅木さんから譲り受けて、飛行機や車に乗り次いで箱根に植わった子。この彩りは、ちょっとシャガールをイメージした植栽です。
あ、今、上野の藝大美術館でシャガール展やっているんでしたね。
行きたい。
でも来月10月1日からはゴッホ展も始まるし、大忙しな芸術の秋の始まりです!
先日、星の王子さまミュージアムで開催した小山内健さんとのトークショウのこと、コツも追加しつつ、こちらのブログにも書いています。小山内さんおすすめのバラ”友禅 ”ほか、も写真のアップをしていただきました。スタッフブログはさらに日常の花の記録も詳細で魅力的です。よろしくお願いしますー。

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こちらは、シャガールの絵です。ニースで撮影したもの。このイメージが私のなかにずっとあって、ミュージアムの植栽に転じたというわけ。
ゴッホ展で見た何かをまた、庭に行かしていきたいです。

※この記事は2010年9月に書かれたものです。文中のイベント、雑誌掲載の情報等は終了しておりますのでご注意ください。


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