初秋

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Early autumn初秋

・夏の終わり(September 10, 2011)

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東京電力は、昨日、節電令を解除したそうですね。我が家もこの夏は昨年に比べ16%の節電をすることができましたが、夏中どこへも旅行せず、べったり家にいたので、これがギリギリだったような気がします。すごい人は40%off とか。この夏、東京の街がどこもかしこも暗かったのは、案外好きでした。特に首都高速の暗さ。それから、スーパーマーケットの暗さは、ヨーロッパみたいだと思えて。しかし、夜道を帰宅する女性は不安だったと思います。産業が停滞しても辛いし、これは本当に難しい問題です。

唯一言えることは、冷房も暖房も不必要な季節の、なんとありがたいことか。健康的に屋外で働く時間を楽しみたいと思います。

昨日の箱根は、期待に反して暑かったのですが、庭の植物たちはもう、秋の風情。最後に種まきしたひまわりが少し弱々しく咲いているように見えました。しかし、これはこれで美しい。

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長雨にもめげず、元気に咲いたのが、トレニア。乾燥は苦手ですが、高温多湿に強い。今後は、アンゲロニアに変わる夏の青花として、来年の主力に使おうと思っています。

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大勢の方々が記念写真を撮る王子のフィギュア前。長い間、別の位置にあったのですが、このツタの絡まる大木の前に移動すると、空間全体が引き締まった。大きく枝を広げる落葉樹の下、日あたりが良くないのですが、インパチェンスが精一杯の開花。王子の衣装の色に合わせて、夏はオレンジ系、冬はイエロー系のパンジーを咲かせる。インパチェンスとパンジー、いずれも平凡な品種ですが、景観には、欠かせない品種です。

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アジサイの株を植えたコンテナには、ニューギニア・インパチェンス。ここも日当たり悪く葉ばかりが大きく茂る。しかし、僅かでも花が咲けば「陰」な場所も「陽」の気配を呼び込むことができると思う。

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最後の写真は、古くなったラベンダーを敷いた蚊取り線香。燃えるとともにラベンダーの香りが漂う。ただし、ふとした拍子に、この乾燥した枝に火がつくこともあるので要注意。まだ水分を含む生乾き程度の枝のほうがよろしいようです。
先日、Alice さんのアイデアで精油をたらすのも良いですね。私も大好きなパチョリオイルを垂らしてみました。いい感じでした。

※この記事は2011年9月に書かれたものです。文中のイベント、雑誌掲載の情報等は終了しておりますのでご注意ください。


・本当に残暑猛暑でしたね(September 16, 2011)

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9月に入って涼しくなるのかと思ったら、この10日間ほど、酷い残暑でしたね。こういう時です。大切に育てていた植物を枯らすのは。自分の庭に関しては頭の痛いこと多し。

しかし、毎朝の犬の散歩で、心癒される景色を目にします。歩道の路側帯の植え込みに、誰が植えたのか(その植え込みの前は空き地で誰も住んでいない) それともこぼれ種なのか、毎年今頃、決まって美しい混ぜ植えを目にします。キバナコスモス、メドウセージ、フィソステギア、丈夫で毎年花を咲かせてくれる品種たち。誰からも水も肥料も貰わずに。この日は、散歩にでてまたこの花達と出会ってから走って自宅に戻り、一眼レフのカメラを持ってパチり。朝日が当たった瞬間でもあり、この色味もいいなあということで、来年は似たような混ぜ込み植栽をしたいなーとか。ちょっと嬉しくなっていましたら、なんと翌日、この半分ほどがバキバキに折られていました。誰がこんな事を。と、悲しくなりましたが、幸いにもその前日に、せめて写真を撮っておいてよかったけれども。

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屋上ではガウラが絶好。屋上のように風に揺れる場所はこのように伸び切った姿も歓迎。ビズの最新号、秋号 No.74  秋のイングリッシュガーデンを見て、デスチャンプシア・セスピトーサの穂とガウラの競演が美しく、来年は我が家に植わっているパニカム・ヘヴィメタルか、P・チョコラータを混ぜ植えしてみようかと思う。本にも書いてありますが、コツはこの季節に同じ様な丈に伸びるものたちを、混植すること。

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夕方の光で茶色っぽいですが、春先は水色、秋はオレンジ色っぽくなるパニカム’ヘヴィメタル’。スックとまっすぐに立ち上がってくれるので、ガウラやキバナコスモス、メドウセージのように伸び過ぎて倒れ勝ちな植物を混ぜるといいかもなのです。

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こうして、重ね合わせて眺めた時に色のコンビネーションもいいし、花の形がそれぞれ違うの良い、また私が気にするのは、宿根草の葉っぱの形は意識して違うものを組み合わせるべきで、その点もこの三者はいい感じ。自然がやったのか、ずっと昔ここに住んでおられたおばあちゃんが仕組んだのか。今はもう解りませんが、街の散歩から得るヒントは、なによりプランツエコロジーのお手本です。

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あと我が家で放置で毎年咲くのがアマリリス。斑入りの葉が美しいので、花のないときも庭の宿根草の多い草っぽい景色の引き締め役になります。引き締め役ということで、小さな植物に対し、大きめのフォルムの植物の果たす役割は大きいと思いますが、いつも素敵な寄せ植えを作っていらっしゃるデイジーさんのブログの多肉植物も素敵ですね。必見! 秋は植物の色だけでなく、造形の美に注目の季節です。

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ここ数日、凄い月がでていましたよね。しかし、我が家の周辺は電線だらけ、空を撮ると、もれなく電線が付いてくる。これは、朝5時ころの朝日じゃなくて月の光。西の空です。

※この記事は2011年9月に書かれたものです。文中のイベント、雑誌掲載の情報等は終了しておりますのでご注意ください。


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