緑との共存  部屋のような庭を目指して #152 きみどりさん

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緑との共存  部屋のような庭を目指して #152 きみどりさん

緑との共存  部屋のような庭を目指して #152 きみどりさん

庭づくりでいつも心掛けているのは、部屋の続きのような庭であり、公園の続きのような庭でありたいという事です。そうはいっても庭を一年中綺麗に整えておくのはなかなか難しいものなので、レンガや石敷き、ガーデンテーブル、パーゴラ等のエクステリア素材で庭の骨格を作り、その中に中高木を間隔をあけて植え、空いた土スペースに好きな宿根草や球根、植木鉢を置いて遊ぶ感じにしています。庭の骨格というかフレームがあることで冬の葉がなくなる寂しい時季も夏の生い茂る暑苦しさも半減して目に映ります。うちの庭では植物とエクステリア素材の割合が5対5といった具合でしょうか。どちらも多過ぎず、少な過ぎずが無理なく庭と楽しんで付き合えるポイントのように感じています。

春到来

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芽出し球根から育てていたヒヤシンスがきれいに揃いました。桂の木の下ではクリスマスローズが満開に。アオダモの間から見えるのはミニ水仙(tete a tete)です。水仙に限らず早春に咲く球根を落葉樹の下に植えておくのは、庭のセオリーだな〜!と、毎年実感します。3月といってもまだ寒く、上を見れば一枚の葉もない落葉樹の枝。なかなか心も体も動かない時にこんなにも明るい黄色を魅せてくれる♪
ただひたすら太陽を見ている姿が美しいローダンセマム。この眺めは春の醍醐味です。

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鉢に植えっぱなしのムスカリ満開♪この春色ブルーにはホント癒されます。葉が伸びすぎないようにするには、植えつけを秋遅め(11月初旬)にするといいようです。
原種系チューリップ「リトルビューティー」も植えっぱなし。背丈は12cmほどですが、地面がパッと明るくなります♪夕方になると、花を閉じてお休みします。これが植えっぱなし球根の強さと美しさの秘訣なのでしょう。休んでいる姿も品があって私は好きデス。
秋に植えた球根から、黒紫色のチューリップも出そろいました。ここだけシックな春です。

花たちの競演

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タイムの花が咲き誇って一番キレイな時です。コルジリネの襟元にそうように広がっていくデザインになってきました。
目隠しフェンスで咲くジャスミン。わが家の洗濯物をしっかりと隠してくれるようになりました。ジャスミンはこれだけ密に茂っても虫がつかないので助かります。ピンクの花色が多くなるこの時季は庭がラブリーな雰囲気になります♪

  • 花たちの競演
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玄関前に植えている真紅のバラ「黒真珠」が全開です。白っぽいタイルがこのバラの美しさを際立ています。このベルベットのような質感☆ 通りがかる人からも「キレイね〜」と言われ、ますますキレイになっていく感じがします。
バラの二番手は「ピエールドゥロンサール」、今年も魅せてくれました。

  • 花たちの競演
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バラ「キララ」と白いオルレアの花が見事に咲き揃ってくれました♪ 以前はバラ&ジキタリスの組み合わせでしたがさすがのジキタリスも4年まででした。オルレアはどう頑張っても一年草。もちろん種はとるけれど、来年のバラとの組み合わせはまた変えてみようと思っています。

庭の骨格

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玄関には桂(カツラ)の木を植えています。冬は落葉しますが、爽やかでやわらかい雰囲気の木です。葉が丸いハートの形をしています。玄関周りは、そこを訪れる人や道行く人にそっと微笑みかけるようなデザインを心掛けたいもの。緑の演出は欠かせないポイントのひとつです。その場所の環境に合うもの、その街並みに合うもの、その家、建物に合うものを意識した空間づくりが大切。
家の前に植えた常緑ヤマボウシの白い花。このシンプルな色味と形がホントに大好き。この白さを梅雨時期だけに魅せてくれるのが粋ですね。通りかかる人の眼に一瞬でも爽やかさが届けられているといいなと、この花が咲く時季は毎日思います。右横のローズマリーに触れるとさらに清涼感UP!

  • 庭の骨格
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念願だったパーゴラを設置しました。タカショーのポーチシリーズの独立タイプ(1.5間×6尺)です。大きなものの設置は専門の庭師さんにお願いしています。庭の骨格を作るハード面にはメンテナンスの要らない素材を選んでおくと、後々庭を見てブルーなため息をつくこともなくずっと楽しめるガーデンライフが送れるかと、(私は)思います。このパーゴラがモッコウバラで覆われるのは何年後かな〜♡
アオダモの樹形はいつもエレガントで落葉している時も大人しいエレガントさ。4月、白い花が咲くとふわっと若々しさを醸し出します。

  • 庭の骨格
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パーゴラの影が真っすぐ地面におりて、太陽から庭に初夏の合図です。一年一年、違う表情になっていく庭の木たち。それぞれ自分の葉っぱを広げて、今年もキラキラしています☆
庭に置いている小さな噴水〜♡ 緑の中に水の音があるのはいいものです。庭に奥行き感も出ます。ちなみに、この噴水は置き型の小さなソーラーパネルで水を循環させているので工事も必要なしでした。ピンクのミニバラを浮かべて遊んでみたり。こんなことして面白がっていると庭にいる時間があっという間に過ぎていきます。

  • 庭の骨格
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夏の朝、朝日のスポットライトがあたっているのは生垣のマサキ。
ずーっと鉢で育てている蘇鉄(ソテツ)は鹿児島の本土最南端、佐多岬で買ったもの。何度も植替えを重ね、かれこれ15年になるなー。あの頃は手のひらサイズでしたが、今年は手のひらサイズの子株に葉っぱをつけました。
元気色のピンク!エキナセア(ワイルドベリー)と、夕霧草(ゆうぎりそう)が咲いています。

庭の演出

  • 庭の演出
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ガーデンテーブルはペイントして「ダークレッド」という少しパープルがかった、ニュアンスカラーにしました。植木鉢も植物のイメージに合わせてペイントしています。好きな花を選んで⇒鉢をペイント、でもいいし、鉢を好きな色にペイントして⇒花を選ぶ、でもいい。オリジナルな寄せ植えが出来ます♪
鉢以外でも、クレッセント型のバスケットなども塗り替えて変化を楽しんでいます。

  • 庭の演出
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隣家との境の日陰エリアにサワギキョウ(宿根ロベリア)のピンクの花がスッと美しい姿勢で咲いています。この花壇は、ホームセンターに売っている花壇用ブロック(1枚45p×20p)を買ってきて、自分でずら〜っと並べ、ひたすら土を入れて完成です。日陰のトップスター、ギボウシ、ヒューケラ、ヤブコウジ・・・など植えました。 6月にはピンクのアナベルを置いていた駐車場側のコーナー。ほんのわずかの土スペースなのだけど、植栽のまとめ方がなかなか難しくていつも演出を変えながらそれぞれの季節に合わせた鉢植えを置いています。

秋を迎えて

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アオダモの葉がほぼ落ちて、奥のモミジを借景にいい感じになりました。もうすぐモミジの葉も落ちてしまうでしょうから今だけのワンショットです。薄ピンクのフジバカマも花がピークを過ぎました。ヒメシャラも日に日に紅葉して秋の空に綺麗に映えるようになりまし。日陰で品よく仕上がっているのは白万両の実。遠目では秋風に揺れてとっても儚げなシュウメイギクは、近づくと夏のヒマワリ並みの力強さを感じる花です。

  • 秋を迎えて
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ただ散らかっているような、もみじの葉。それでも風情のあるもみじの落ち葉、、、にも見える。しばらくは「風情」という事にして、このままにしておこう。玄関先の桂の木もほぼ葉を落として、足元はすっかり秋の色です。
静まり返った冬の庭でも元気なオリーブの木。特に朝日を浴びる午前中はきらきら輝きます☆2月はオリーブの強剪定の適期ではありますが、ヒメシャラもアオダモもカツラの木もみんなシーンと、黙り込んでいるので、オリーブにだけは起きててもらいたいところです。

プロフィール

  • きみどりさん
  • きみどりさん

    住まい
    一戸建て
    ガーデニング歴
    18年
    お気に入りの植物
    アネモネ、ムスカリ、ヒヤシンスなど春に咲く球根
    ホームページ
    きみどりの庭より

編集部より

  • グリーンアドバイザーとして活動しているきみどりさん。周囲の環境を意識した木々の配置、緑と共存しているような、お庭と自然体で向き合う様子が素敵です。春に顔を出す球根の花を愛で、植物の懸命な姿に励まされ、落ちている葉に風情を感じる・・・そんなキラキラした魅力が詰まった場所になっています。エクステリア素材とのちょうど良いバランスも確かに大切ですね。庭の骨格部分をしっかり作っておくことで、お庭をある程度までキープできるし、無理なく続けられるという部分もうなづけます。鉢のカラーを変えたりちょっとした工夫でもお庭は変わりますね。自分のできる範囲で楽しめばいい、そんな気持ちを後押ししてくれるように感じました。

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