アジサイ

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  1. アジサイ

庭を彩るカラーリーフたち

アジサイ
アジサイ
[学名] Hydrangea
アジサイ属 ユキノシタ科

カシワバアジサイ

6月といえば梅雨です。アジア独特の高温多湿期が始まります。

この時期を苦手とする宿根草、多肉植物を数多く育てている私としては、頭の痛い日々が、これから9月ごろまで続くのですが、アジサイだけは別です。

我が家の庭の一角。手前がレモンウェーブで後ろがアナベル。剪定を今年施したのに、それでも花付きが素晴らしい。花付きの良さでナンバーワン。

蒸れを嫌う植物は早めに短く刈り込むか枝すかしをして風通しを良くする必要がありますがアジサイはその必要なし、雨に当たって気持ち居心地良さそうにしています。

だからこそ、梅雨時のアジサイは眺める価値絶大。この時期、むっと蒸し暑い日でもシトシト雨降りでも「一向に構わぬ」といった風情のアジサイが庭にいてくれると、園芸家の心が休まります。気が楽です。

普通のアジサイ
青花が酸性土、赤花がアルカリ性土の影響と言われるが・・・・・

さて、みなさん、ひとことでアジサイといえば、青〜紫〜ピンク色のアジサイの花を思い浮かべることと思います。今はさまざまな品種の観賞価値の高いアジサイの花が、涼しげな彩りでラインナップされますね。

それで、雨に濡れながらも、これほど大きく美しく咲く花も他にないのですが、普通のアジサイは花が咲く前や咲いたあとはただの緑の葉群の固まりとなり、若干退屈な眺めとなる場合があります。それゆえ花の季節以外は、特に庭にはあってもなくても…。そんな風に思ってしまいます。

しかし、今回のおすすめ。カラーリーフを楽しむアジサイなら、花のない季節も輝きを放ちます。

ライムイエローの葉のアジサイ

現在、私のそう広くもない庭には、約300種類ほどの植物が植わっていますが、その中でも堂々の「私の贔屓植物ベストテン」入りを果たしているのが、黄葉のアジサイほか葉の美しいアジサイたちです。

黄色の他に、白い斑入りにカシワバアジサイも秋の紅葉が見事です。黄葉のアジサイは本当に単調な緑色になりがちな庭の景色に、文字どおりの異彩を放ちます。

アジサイ"レモンウェーブ"

もちろんそうしたアジサイだって、やはり、花を美しくつける6月がもっとも魅力的ですが、あまり広くない庭だとすれば…、花期以外の季節も個性を放って美しい植物があると重宝です。

また、葉の形質がこんもりと丸く仕上がるので、庭の景色が散らかった印象になりにくいのも長所です。そして、新緑の3月下旬から紅葉〜落葉の11月ころまで、美しさが長く持続する点も最大のメリットです。

カシワバアジサイ

またアジサイは、日向でも日陰に植えても、それなりに馴染みますが、やはり、少し暗くなりがちな半日陰〜日陰の庭に自ら発光するような輝きを持つ黄色の葉や斑入りのブッシュがあると、庭がそれだけで明るくなるものです。

また、カラーリーフのアジサイは、周囲にあえて単調な緑色の灌木や銅葉の植物のとなりに植えるとアクセントになり植物同士が互いに引き立てあいます。

高温多湿期に任せて安心なアジサイ。ひとつお庭にいかがでしょうか。

その他の情報

  • 用土=腐植質に富んだ水はけと通気性のあるものを。コンテナ栽培の場合、市販のものなら一般コンテナ培養土に赤玉中を3割増しで入れる。通常の花ものより少し重たくすると良い。
  • 施肥=二月と七月に緩効性肥料を株の周囲に置き肥。表土に完熟堆肥や腐葉土などでマルチング。
  • 条件=真夏は日陰、早春は日向の場所がベスト。土の表面が乾いたら即水やりを。地植えで数日にわたって雨のない時期は、ホースの水を10分程度出しっぱなしでたっぷりの水を与えるとよい。
  • 最大の注意点・その他=一年にわたって乾燥させ葉や枝がが枯れると回復は望み薄、乾燥には気をつけよう。剪定が重要。花後すぐに上から2〜3節を剪定します。但し私は秋のドライフラワーが楽しみなので、夏の剪定はせず、秋〜冬に花を収穫。一番上の節を残して浅く剪定。ただしこれだと年々大きくなるので、数年に一度、早春に強剪定。その年の開花は諦める。

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