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第13号:永野さんのオランダ通信
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さてそのチューリップの代名詞にもなる、チューリップ公園キュケンホフは毎年3月下旬から5月中旬まで素晴らしい眺めを呈し、3期に分かれて植えられた花は2ヶ月間充分、目を楽しませ、1日中散歩できるよう工夫されています。
風車や展望台から見る風景は公園の彩りをもっと楽しませ、また公園外にある球根畑にも目を見張らせるものがあります。
4つのパビリオンではテーマを決め期間ごとに、異なるものをみせてくれますので、開園期間中毎回違うものを見ることが出来ます。
またこの公園ではケートリングも完備。
希望に応じ各国の食事や生バンドやアーチストを呼んでの250人から1万人までの貸し切りパーティも可能です。
著者(私)はオランダ生活19年近く。
キュケンホフなど観光客用のアトラクションに行く必要がないと無視していましたが、日本との姉妹都市関係でキュケンホフのあるリッセ市の女性市長さん自らの案内で昨年公園をはじめて回りました。写真では知っていましたが、実際に見ると迫力迫るこの色はには大感激。きれいの一言です。
多くのオランダ人は一度もいったことないというのが、まるで当たり前。何も観光行客になってチューリップを見に行くことはないというのですが、視野全面にあれだけに見られるところ他にありません。
昨年は続いてイギリス人の友人がやってきたので、生まれて初めて私の夫もキュケンホフにいきました。彼もため息。
それ以来、キュケンホフを馬鹿にするオランダ人に、あなた達はオランダの誇りを知らないのね。ということにしています。
また花々の間には彫刻が飾ってあり、世界各国からの観光客に見てもらえる場所として、彫刻家が喜んで1年出展する場所にもなっており、すばらしい彫刻を見ることも出来ます。
公園内は小さいお子さん、ベビーカー使用者からご老人、身体障害者もゆったり歩けるようになっていて、あちこちに置かれたベンチに座って、美しいものを見ながらのんびり過ごせるようになっています。急いでいるのは残念ながら日本人団体観光客だけです。
また花の植え方が楽しい。同色1類の場所もありますが、背の低い小花に背の高いチューリップを混ぜる。まるでブーケが植わっているように大きさ、色彩も考えられています。色も花も違うそのブーケがいくつもあり、公園のそれぞれのコーナーは、その技術を競っています。
長く冷たいオランダの冬のあとには、この色彩豊かな花々がオランダ国民に明るい春を知らせてくれる大切なシンボルですから、オランダ人にとっては目いっぱいこのひと時を満喫したい春の季節です。
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