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第6号:英国 榎本祐子さん 後編
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毎日毎週同じ公園を訪れると、季節のうつり変わりが手にとるようにわかります。ここに挙げた写真は6月と9月のほぼ同じ位置から撮ったものです。
6月
9月
どちらも花がたくさん咲いていることには変わりありませんが、花は取り替えられています。偶然榎本さんが通りかかったときに、植え替えをしている職員(?)に出くわしたことがあったそうです。
職員がまだ咲いている(枯れきっていない)花の苗をつぎつぎと取り除くかたわらで、もの欲しそうに熱い視線をそそいでみましたが、苗をもらうことはできなかったそうです(当然といえば当然ですね)。
そういった努力(?)から、リージェンツパークはいつ行っても花がいっぱいに保たれているのでしょう。
春にはエリアごとにちがった植物が花を咲かせます。
そんな風に、公園が普段の生活の一部になっているロンドンの人たち。榎本さんもこの公園の中に、自分だけのお気に入りのベンチを持っていたそうです。多くの人が「お気に入りベンチ」を持っているようで、競争率はとても高いとのこと。
以前本で、何かの記念日や誰かが亡くなったときに公園にベンチを寄付することがある、と読んだことがあります。そういわれてみれば、映画「ノッティングヒルの恋人」でもプライベートガーデンのベンチがロマンティックな小道具として使われていました。とても素敵な習慣ですね。
これが榎本さんのお気に入りベンチ。
帰国の際にはお別れを告げなければなりませんでした。
≪第5回
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