空飛ぶ植物通信

第4号:オランダ ジェームス・ラーマカース・ファン・プラーグさん
 後編

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サマーパーティーの様子この7月にジェームスは同僚を招待してサマーパーティを開きました。25名ほど出席し、そのときはインドネシア風の串焼きを庭でバーベキューし、ピーナツソースと、醤油味のソースでもてなしてくれました。
これはサテ−といわれる料理でオランダでは有名なインドネシア料理です。勿論おいしいワインとビールは欠かせません。
友人や親戚を招待したこのようなガーデンパ−ティをオランダ人は夏には何回もします。

この家に引っ越して初めての夏なのに、庭はほぼ完成。お金も時間も随分使ったと言うジェームスの言葉がよく分ります。日本人駐在員は、日本にはこんな大きな庭もあまりないのですが、庭仕事する時間とゆとりもないとため息でした。

オランダでは自分の庭に野菜を育てる習慣はありません。あまり見た目が美しくないことと、肥料などの匂いがし、手入れに手間がかかり、その上、野菜自体はスーパーで買ったほうが安いからです。
ジェームスの庭には、いくつかの香料になる野菜がありますが、これは見かけだけ、実際には買ってきて使うそうです。それでも野菜作りが好きな人は、郊外にある貸し庭を借りて育てます。

きれいに整ったこの庭では愛猫さん達は散歩することだけ許されています。しつけがいいのか、庭を掘ったりは決してしないそうです。

「お気に入りのガーデンセンターがありますか?」と言う質問には、ためらいなく、近くの店で必要な植物を買っただけでひいきはないそうです。庭の置く飾りも特別購入していないし、その計画もないとのこと。
自然な緑とカラフルな花々の中に素敵な家具があって、そこで気持ちのいいオランダの夏を過ごすことだけで満足だそうです。

「ガーデニングを始めて何が変わったか?」と言う質問には、「庭が変わった」と言うそっけない返事。
しかしその言葉は、ご家族でくつろぐ場を庭にも作り、或いは親しい友人達とワインをたしなみながら長かったホリデーの話に明け暮れるゆったりした場所をもつという、オランダでは生活の一部の場として当たり前の「庭」という生活スタイルがあるからこそのものです。

家の外観


今年は残念ながら秋の夜長を楽しめる天候ではありません。8月下旬にこの夏最高気温を記録しましたが、9月に入って雨、雨。この秋は濡れた落ち葉の掃除に忙しくなりそうです。

以上 永野靖子インタヴュー


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