私は、英国では簡単に育つのに、日本では繁殖の難しい植物には憧れるけれど、その逆の、日本で簡単に育つ植物のことは愛している。大ファンです。
だって、理由は簡単。少ない手間で目を楽しませてくれる植物のほうが、私の忙しいライフスタイルにあっているから...。というわけで、前置きが長くなりましたが、3年前の9月、7年近くいた英国から帰国したときに、最初に東京都下の主人の実家の庭で、このホトトギスを発見したときは、ちょっと感激。だって、白地に暗紫色の斑点がとてもおしゃれだったから。
以来、この花のファン。
いわゆる鳥のホトトギスの紋によく似ているということで、この名がついたそうですが、なんともいい色柄ではありませんか。
しかも、この花を凄く気にいっている本当の理由は、見た目だけではありません。樹木の下、ちょっとジメッとしたほとんど木陰(半日陰)の地植えで、たいした手入れもしないのに、ず〜っと毎年、8月下旬から10月初旬まで咲き続けてくれる点がブラボー。ガーデンデザイナーという職業もしている以上、このような「ブランク埋め植物」の価値は本当に見直すべきでしょう。
みなさんの庭にも、いまいち日当たりが良くない庭の木陰、ジメッとした庭のブランクがあるようでしたら、お薦めです。 |

花ばかりではなく、グラウンドカバーよろしく広がる葉群も美しく雑草が生えてこないのがいい。 |
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さて、実際のホトトギス属は種類が多く、なかにはレア系の品種で日向を好むものもあるようですが、栽培の簡単な一般的な Tricyrtis hirta トリキルティス・ヒルタなどが良いようです。 |
アスターやキキョウ、結実したヒペリカムと一緒に生けてみました。
【Other information】
●用土=保水性と通気性のあるものを。赤玉4、川砂4、腐葉土2程度
●施肥=春4月頃と花の終わった直後に有機肥料を株元に置き肥。
●条件=基本的には半日陰だが、落葉樹の近くなどで、春先は日に当たったほうが花着きがよい。
●植木鉢で育てる場合=水切れに注意。他の植物よりも水やりをまめにチェックのこと。 |