草花のフォルムの次は色彩について考えてみよう。
皆さんは、庭における「カラー・スキーム(色彩計画)」という言葉を耳にしたことがおありだろうか。イングリッシュ・ガーデン生みの父といわれるウイリアム・ロビンソンは1883年の著書「The English Flower Garden and Home Grounds」で、こう記している。
「庭のアレンジでもっとも重要な点は、色の効果を考えて花を配置していくことである」と。百年以上も前にこのような発想があったことに驚かされる。
次に、20世紀初頭。イングリッシュ・ガーデン生みの母といわれるガートルード・ジーキル女史はウイリアム・ロビンソンに強く影響を受けた人物と言われているが、実際に庭の"カラー・スキーム"という考え方を、明確な庭づくりのコンセプトとして打ち出した。
白い花と白い斑入り植物などを使った「ホワイトガーデン」や「イエロー&ブルーガーデン」など意図的な色彩で構成された庭が続々と登場。それが現在のイングリッシュ・ガーデンの原型となり、テーマをもって植物の色彩を計画的に配置するカラー・スキームの考え方が、その後英国の庭に定着した。
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ブルー&イエローの組み合わせも
ジーキル女史によって生み出された
カラースキームだが、
この補色対比の組み合わせが、
庭の景色に思いのほか映える。
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↓私が去年作った寄せ植えと、今年のガーデニングショウで
私がデザインしたブルー&イエローの庭。
ガレージの車もカラースキームの一員だ。
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