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文化通信

第38号 : 映画「アバウト・シュミット」

定年退職を迎えたお父さんが、第二の人生をどう過ごしていいかわからなくなるのは、日本だけじゃあないんですねえ。主人公シュミットは手持ち無沙汰で、勤めていた会社に顔を出したりNPOに寄付してみたり。そんなこんなしているうちに、最愛の妻に先立たれ、娘は妙な男を婚約者として連れてくる。安定した第二の人生がやってくるのはいつ?

バラとユリアメリカ中西部の田舎に住むシュミット。この作品では、のんびりとした街やいかにもアットホームな家庭を見ることができます。そして、一本の映画の中でお葬式と結婚式が両方見られるのです。結婚式はバラ。花嫁さんのブーケは白いバラ、お客さんたちが座っているテーブルの上には黄色いバラをアクセントに使ったアレンジメント。やはり華やかさを出すのに欠かせない花はバラ。
ところで、みなさんは香りを出しながら長持ちする、とっても(ある意味)経済的な切花といってどのお花を想像しますか?そんな花の代表が実はカサブランカなのです。大輪のユリ、カサブランカは香りも強くダントツの華やかさ。花が咲いてから枯れるまでも長く、香りも長続きします。
この作品の中では愛妻のお葬式の後、がらんとした家の中の寂しさを紛らわすかのように、カサブランカが生けられているのを見ることができます。高価だなと思っても家の中に華やかさを演出したいとき、おすすめの花です。

[About Shumidt]
  2002年 アメリカ映画
  監督:アレクサンダー・ペイン
  出演:ジャック・ニコルソン、キャシー・ベイツ、ホープ・デイヴィス他

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