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文化通信

第27号 : 映画「パニック・ルーム」

スリルとサスペンス、春の公開時にはこの映画の話でもちきりでした。ジョディ・フォスターの久々主演作品。今回はこの息の詰まるような映画からのご紹介。

離婚したメグ(フォスター)が娘といっしょに移り住んだアパートメントには「パニック・ルーム」と呼ばれる小部屋がついていた。独自の電話線を持ち、家中を監視できるモニターがついている。その部屋の目的はひとつ「誰もその部屋に入れないこと」。その晩、空き家と思い込んでいた泥棒たちが進入する。メグと泥棒たちの戦いが始まった。

さて、この映画の見どころポイントは。この映画のラストシーン。
ストーリーはすべて、一軒の邸宅の中でたった一晩に起こった事件を描いているのですが、最初と最後にほんの少しだけ、舞台となるニューヨークを味わうことができます。

ラストシーンはまさに今の季節にピッタリ。イチョウと思われる色鮮やかな落ち葉が敷き詰められた、セントラルパーク。秋といえば、茶色の枯葉やモミジの赤もありますが、黄色一色で彩られたシーンは、ほんの一瞬ですが息を呑む美しさ。公園のベンチに並んで座る親子、すこし肌寒い日にコーヒーでも持って公園に出かけたくなります。

イチョウ


[Panic Room]
  2002年アメリカ映画
  監督:デイヴィッド・フィンチャー
  出演:ジョディ・フォスター、ジャレッド・レト、クリスティン・スチュワート他

≪第26回 第28回≫


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