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文化通信

第23号 : 映画「日の名残り」

イギリス映画の活躍が目ざましいものとなってから10年くらいは経つのでしょうか?
さまざまな映画が登場しましたが、普段私たちが想像するいかにもイギリス、まさにイギリス的な映画を見たいという方にはこの作品をおすすめします。

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主人公は大きな屋敷で働く執事。
キッチリと時には冷酷に仕事をすすめる執事。時には自分の父親につらい命令を出すことも。
第二次世界大戦を挟んでお屋敷で起こるいろいろな出来事、主人の失脚、女中頭との恋愛などを回想しながら物語は進んでいきます。

実際にこの映画の撮影は、イングランド南西部のお屋敷等を用いて行われたそうです。
映画の冒頭は、門からお屋敷までの長い距離を車が静かに進んでいくというもの。最初から見逃せないシーンが続きます。
きちんと手入れされた庭、刈り込まれた芝生に囲まれたあずま屋、その前に敷かれた石畳、一方のちに執事が新しい主人から借りた車で旅行に出るシーンでは、田舎道ののどかな丘も見ることができます。

人工的な庭と、大自然、イギリスの持つ二つの自然が満喫できる、1本で2度おいしいお得映画です。話も良く、とってもオススメの作品です。

[The remains of the day]
  1993年イギリス映画
  監督:ジェームズ・アイボリー
  出演:アンソニー・ホプキンス、エマ・トンプソン、クリストファー・リーヴ他

≪第22回 第24回≫


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