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文化通信

第20号 : 文学「オスカー・ワイルドと薔薇」

薔薇の季節です。私には薔薇といえばオスカー・ワイルドなのですが。漢字の「薔薇」がよく似合う…。
ずーっと映画続きだったので、今回はひさびさに文学のお勉強をしてみました。

薔薇白い薔薇もきれいですよね…

アイルランド生まれでイギリスで活躍したオスカー・ワイルド。小説だけでなく、戯曲や詩・童話の作家としても知られています。
作品もさることながら、その個性的な生き方で有名?な作家。その人生は映画にもなっていますので、興味のある方はぜひご覧下さいね。

さて彼の作品で一番有名、みなさんに知られているのは「幸福な王子」ではないでしょうか?ツバメと金の銅像の王子との悲しい悲しいお話。
そして、薔薇が登場するのは「ナイチンゲールと薔薇」これもどこかで聞いたことがあるお話ではないでしょうか?

ナイチンゲール(ウグイス)が人間に恋をする。彼は別の女性に恋をしている。この女性がとんでもなくひどい人で、季節はずれで絶対に手に入らない赤い薔薇があれば舞踏会にいっしょに行ってもいいという。ナイチンゲールは白い薔薇のトゲを胸に刺しながら歌いつづける。その血で薔薇は美しく赤く染まる。ナイチンゲールは力尽きて死んでしまう。
彼は喜んで女性に赤い薔薇を捧げるが、服に似合わないといって受け取ってもらえない。あげく薔薇は無残に投げ捨てられる。

また「王女の誕生日」というこれまた残酷な話も。つくづく悲しい話ばかり。
これも薔薇の花が美しいから、その残酷さを際立たせているもかもしれませんね…。


≪第19回 第21回≫


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