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文化通信

第14号 : 映画「シリアルママ」

今回はちょっとなつかしい、そして笑えるサスペンス「シリアルママ」をご紹介します。
幸せそうな平凡な主婦が主人公。家庭を愛する理想的な奥様は、実は連続殺人犯。実話が元になっているとのこと。
自分の常識で許せない人がいると、即殺意につながるという恐ろしい女性。あまりに短絡すぎて、笑えます。
みなさん、レンタルビデオを返す時は巻戻してから。
ゴミはきちんと分別して捨てる。
シートベルトを忘れない。コレ重要です。

さて、こんな恐ろしい話を彩るのはあまりに平凡な、そして幸せいっぱいな絵に描いたような「アメリカの理想家庭」。
連続殺人が行なわれる5月、若葉の青さが美しい庭にはスイセンやチューリップをはじめ、様々な花が咲き乱れています。花だけでなく、庭に植えられた木々、壁をつたうヘデラ。また、いたるところが花で飾られたリビングやダイニング。
あまりに模範的な美しい家庭が、対照的に殺人事件の恐ろしさを物語っているような、不気味さ。
青い空、白い家ではじまるオープニングも暗示的です。
殺人事件さえ取り除けば、インテリア+ガーデニングを参考にする映画にはもってこいです。
一度ご覧になった方も、もう一度どうぞ。オススメです。

スイセン

咲き乱れるスイセン。
お手入れしている婦人は
嫌がらせ電話に困っていた…

[Serial Mom]
  1994年アメリカ映画
  監督:ジョン・ウォーターズ
  出演:キャスリーン・ターナー、サム・ウォーターストン、リッキー・レイク他

≪第13回 第15回≫


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